生き方 人間として一番大切なこと
稲盛和夫(著)
(2010.08.04)

京セラやKDDIを創業し、現在はJALの会長となり立て直しで有名な稲盛和夫さんの著書を私は初めて読みビンタを喰らったような気分になりました。
今のような時代だからこそ、私はこの本を読む価値や意味があると思います。
人間として一番大切な事は何か、「原理原則」という言葉は自分を律したり、何か迷いがある時、判断に困った時にこの言葉を思い出して自分が生きている意味、やるべき事、使命感を正しい方向に導いてくれる大切なキーワードだと思います。
懸命に働く事は精進すると言う事だと言うことも非常に納得がいきます。
今、朝ドラで放送されている「ゲゲゲの女房」の水木しげる氏の姿を見ているとまさにこの事があてはまり、自分の夢や使命を信じて周りに支援され、懸命に精進する姿は色んな人に希望と励みを与えているのだと感じました。
また、思いを実現する成功哲学的な話もとても具体的に本人が実践した方法で紹介されています、ただ半端ないです!やっぱり強い意思と計画力と行動力が夢を引き寄せるのではなく、夢に自ら向かって行くのだと痛感します。
ビンタを喰らったというのは「利他の心」の章でした。
私の心の中には「どうにかして楽したい!」「何とか簡単に金儲けできないか!」という気持ちが少なからずありました...
それで、「楽して儲かる!」とか「不労所得」というキーワードにいちいち反応して頑張って作った、私にとっては大金をそういう情報に浪費してしまった経験もあります。
「他を利する」ところにビジネスの原点がある。
まさにその通りだと思います。
「ウハウハになりたいぜ!!」とか「億万長者になってフォー!」とか言う気持ちでは人を幸せにする気持ちなんか少しも含まれていないと思います。
そんな気持ちで創り上げた商品やサービスは誰にも認められないし、すぐ消えてしまうはずです。
利他の心でサービスや商品を創り、お客様や誰かが幸せになる事を考える。
それが、ビジネスや生きる喜びであり、そこに沢山の価値やチャンスが生まれるのだと言うことを今更ながら気がつきました...
口では言えるが、心で重く受け止めて行動するのはなかなか難しいですよね。
ビンタを喰らう程の衝撃を受けて気がつきます。
私はこの本に出会えた事を非常に感謝しています。
私ができる利他をどうやって作り上げる事ができるのか?が今ビジネスを進めて行くキーポイントになっています。
どうやったら喜んでくれるか?どうやったら驚いてくれるか?
そう考えると自分の力をもっと磨き、精進しながら未来に向かう楽しみと精神力が付いて来た気がします。
人間として一番大切な事を常に自分に問いかけながら生きて行きたいですね。
全てのビジネスパーソンに読んで欲しい一冊です!
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